既製品と違いオーダーは価格が高い代わりに最初からイメージ通りの完璧なスーツができると思われています。事実、当店でも最初の一着目で気に入っていただいたお客様が8割以上です。
しかし最初から100点満点のスーツができるとは残念ながら申し上げるわけにはまいりません。扱う服地が一点一点異なり、お客様のお好み、体型などが一回では分かり切らないからです。
お互い初対面だった一着目よりお客様の好みがわかる2着目、3着目の方が理想に近づくのも事実。一着作って修正点をおっしゃって頂き次回を作る。そうやって 回数を重ねるごとにお客様への理解が深まり、出来上がった洋服のバランスが向上していきます。作りながらだんだんオーダーに馴れ、お客さまの好みが具体的になっていくこともあります。
そうなれば、洋服についていろいろ、お客さまと作り手のコミュニケーションも深まりお客さまの理想の洋服に近づいていきます。そういった楽しい過程のことをビスポークというのです。 どんなスタイル, 、色柄がお客様を最大限に引き立たせるのかをお客様と当店がお互いに理解できたときそのスーツは完成の域に達したといえるでしょう。